平成25年度気仙沼支援医療・福祉系専門職に対するスキルアップ研修

「気仙沼支援 医療・福祉関係5団体」は、気仙沼支援の1つとして、平成25年度は、医療・福祉系専門職に対する5つのコース(A・B・C・D・F)のスキルアップ研修をシリーズで行うことになっていますが、これとは別に、平成25年度は、市民参加型の公開講座(Eコース)として年2回、下記のようなシンポジウムの開催を企画しています。

①第1回市民公開講座『地域包括ケアを考えるシンポジウムin気仙沼』 12月7日(土曜日)
②第2回市民公開講座『子どもの発達と育児を考えるシンポジウムin気仙沼』 1月18日(土曜日)

平成25年度第1回目となる12月7日のシンポジウムでは、『地域包括ケアを考えるシンポジウムin気仙沼~地域保健・医療・福祉の連携~』をテーマに、基調講演とパネルディスカッション形式によりお互いの理解を深めていただくことを期待しています。
これまで5団体として地域包括ケア関連のシンポジウム、スキルアップ研修をいくつか企画してきましたが、今回は既存の大規模福祉施設の立場から地域包括ケアを考えるシンポジウムを企画しました。どの地域にも当たり前のようにある大規模福祉施設ですが、地域包括ケアという視点からは、意外とその存在の重要性は認識されていません。
基調講演には、今日までショートステイの拡充や24時間365日のホームヘルプ、デイサービスのワイドタイム化、老人ホームの地域分散化など、さまざまなサービスを先駆的に取り組んできた、新潟県の社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 小山 剛(こやま つよし)総合施設長及び東京都の板橋区で在宅医療と介護サービスの普及に携わっている医療法人社団つくしんぼ会 鈩 裕和(たたら ひろかず)理事長をお招きし、
◆『高齢者施設福祉と地域包括ケア』
◆『地域包括ケアにおける在宅医療の推進』
というテーマで、それぞれお話いただきます。
さらに、第Ⅱ部のパネルディスカッション~『地域保健・医療・福祉の連携』~では、
◆『高齢者福祉施設の震災後における復旧プロセスの一事例』
について、特別養護老人ホーム「恵潮苑」の熊谷 英男(くまがい ひでお)施設長の報告を受けた後、それぞれのお立場からの被災地域での取り組みについての紹介をいただき、会場の皆さんと共に地域包括ケアについての議論を深めていきたいと考えています。

1 開催日時 平成25年12月7日(土曜日) 13:00~16:45(12:30開場)
2 開催場所 市民健康管理センター「すこやか」多目的ホール 宮城県気仙沼市東新城2丁目2−1
3 定員 200人
4 内容
第1部 基調講演 13:00~15:00
◆『高齢者施設福祉と地域包括ケア』
講師:小山 剛氏(社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長)
◆『地域包括ケアにおける在宅医療の推進』
講師:鈩 裕和氏(医療法人社団つくしんぼ会 理事長、内科医)
第2部 パネルディスカッション『地域保健・医療・福祉の連携』 14:50~16:45
コーディネーター:高橋 龍太郎氏(東京都健康長寿医療センター研究所 副所長)
アシスタント:吉田 真一郎氏(リバーサイド春圃 介護統括主任)
パネリスト:熊谷 英男氏(特別養護老人ホーム「恵潮苑」 施設長)
◆基調報告:『高齢者福祉施設の震災後における復旧のプロセスの一事例』
山崎 律子氏(余暇問題研究所 代表取締役主席研究員)
飯田 良平氏(鶴見大学歯学部 高齢者歯科学講座助教)
加藤 貴行氏(東京都健康長寿医療センター リハビリテーション科副部長 兼 救急診療部副部長)
ファシリテーター:小山 剛氏(社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長)
鈩 裕和氏(医療法人社団つくしんぼ会 理事長)
5 受講料 無料
6 その他

受講希望ついては、12月5日(木)までに連絡網の各セクションで取りまとめ、高齢介護課あるいは気仙沼市地域包括支援センターまで連絡をお願いします。
なお、応募多数の場合は立ち見となりますので、その点はご容赦ください。

申し込み先 気仙沼市高齢介護課
電話 22―6600(内線402・403)
FAX 25―1577