つくしんぼ通信 令和2年10月号

高齢者や病弱な方へのインフルエンザワクチン優先接種開始しました
今年は65歳以上の方のインフルエンザワクチン接種が先行して10月1日より開始されました。今年度に限り全額自治体負担となり、自己負担はありません。無料接種は新型コロナウイルスとの同時流行を防ぐ目的で実施されているものです。積極的ワクチン接種の呼びかけや無料化により接種希望者が殺到しており、当院ではワクチンを昨年の約4倍のペースで消費していて、11月には枯渇しそうな勢いです。定期外来受診されている方には積極的に早期接種をお勧めしておりますが現在保有しているワクチンが無くなると、その後は不定期に20人分程度が何回にも分けて入荷することになり、接種のお約束をする事が困難になり、接種できるかどうかは運次第と相成ります。10月後半からのワクチン接種のお約束ができず、皆様からお叱りを受けておりますが事情をご理解くださいますようお願い申し上げます。
ワクチン接種後、接種部位に痛みや腫れを生じたときは接種部位を冷やすと楽になります。

発熱したときの受診方法の再確認をお願いします
これからの時期、皆さんは一般の風邪や、インフルエンザ、新型コロナウイルス、旧型コロナウイルスなどに感染し発熱する機会が増えていきます。今のところ新型コロナウイルスについては厳しい取り扱いが求められていますので、熱が出たからと言って今までのように自由に外来診療を受けていただくことはできません。
発熱していることに気付いたらまず、診療所に電話(03-3972-1165)して受診時間、受診方法の確認をしてください。指定した受診時間には原則屋外で検査検体の採取を行い、必要な内服薬などをお渡しします。当日は感染拡大防止のため診察代や薬代のやり取りは行いませんので封筒に5000円と保険証を入れて検査員に預けてください。保険証は当日お返しし、お預り金は後日状態が落ち着いた頃に清算いたします。
なお、新型コロナウイルス抗原検査やPCR検査で陽性が判明した場合は、年齢、症状、生活環境などを勘案して、入院、ホテル隔離、自宅隔離のいずれかを当院或いは保健所の判断で選択することになります。検査結果が判明するまでは陽性者扱いで自宅待機となり出歩いたりすることはできません。これは共通ルールで他の医療機関を利用するときも同じ様に行動してください。くれぐれも発熱した状態で突然外来を受診されませぬようお願い致します。突然外来を受診されましても診察は行わず一度自宅に戻っていただいて電話で相談することになりますのでご了承ください。これにはお得意様特別扱いなどはございません。感染拡大防止にみんなで協力していきましょう。