つくしんぼ通信 令和3年3月号

新型コロナウイルスワクチン接種に関するお問い合わせにまとめてお答えします。ワクチンに関するお問い合わせで多いものは次のようなものです。

Q1.ワクチンはつくしんぼ診療所で打てますか
A1.つくしんぼ診療所はワクチン接種協力医療機関として登録済みです。ワクチンの供給体制が整い次第、接種のご案内を致しますので掲示にご注意ください。定期受診中の方々には外来時にご案内致しますので、別途ワクチン接種の予約をお願いします。最終的供給量は全国民に行き渡るに十分な量となります。慌てる必要はありません。

Q2.いつから接種可能になりますか
A2.日本へのワクチンの供給が遅れているため、はっきりとした目途は立っていません。4月中旬頃になるとワクチン担当大臣は言っています。3月3日現在、先行接種されるはずの医療関係者向けワクチンも20%程しか輸入されておらず接種の見通しが立っていません。

Q3.ワクチンのメーカーを選択できますか
A3.夏過ぎまではファイザー社製のものしか供給されませんので、選択は暫くできません。ファイザー社製のものは3週間間隔で2回接種する必要があります。ワクチンの日本への供給状況によっては2回目の間隔が空いてしまうことも起こり得ます。

Q4.副作用(副反応)はありますか
A4. 理論的には以前のワクチンより副反応は出にくいはずですが、ある程度の発生は見られています。多くはワクチンの効果を高めるための添加物によるものと考えられています。いずれにしても副反応は軽微で、新型コロナウイルス感染症でエクモを装着したり、亡くなるリスクに比べれば微々たるものと思った方が利口です。万が一自分に副反応が出たらどうしてくれると思う方は接種しないでください。

Q5.ワクチンはいつでも通常の外来時間で打てますか
A5.残念ながらインフルエンザやその他のワクチンと同じようには打てません。新型コロナウイルスのワクチンは解凍して生理的食塩水で薄めると6時間以内に使用しなければなりません。また、一つの容器に5から6人分が充填されていますので、ある程度の人数が集まらないとロスが発生します。他のワクチンは一つの容器に1から2人分ですので新型コロナウイルスワクチンはロスを生じやすいのです。

Q6.接種時間帯はどうなりますか
A6.当院では毎週土曜日の午後、または接種要員が確保できる平日午後を予定しています。ワクチンが確保できる目途が立てばご案内しますのでお待ちください。