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つくしんぼ通信号外 平成31年1月


インフルエンザA型大流行中
インフルエンザA型が流行しています。大勢の死者も発生しています。今年はワクチン接種した人にも発症がみられますが、接種者は熱が37.5℃程度で症状が軽く普通の風邪と間違えられます。ただ、自分は守られても人には感染させてしまいますので、怪しい、普通の風邪とは違うなあと思ったら一応医療機関でインフルエンザの検査を受けてみましょう。非接種者は39℃前後の発熱と激しい倦怠感、関節痛などの症状が現れます。

新しいインフルエンザのお薬
今シーズンから「ゾフルーザ」という商品名で、1回だけ内服すればよい薬が登場しこれまでのタミフルに置き換わりつつあります。効果の点では今のところタミフルと遜色ないように思われます。副作用についても同様のようです。

インフルエンザによる休業期間
インフルエンザにかかってしまった場合は、感染拡大の防止と本人の体を守るために休業期間の設定があります。おおよその目安は発熱後5日以上が経過し且つ解熱後2日(就業者)または学童は3日を経過した後に出社または登校が認められます。実際には解熱後1週間でも感染リスクがあるとされており、休業期間が経過してもなお人込みに入るなどは避けた方がよいでしょう。

インフルエンザの流行について
今年のインフルエンザは早い時期からの流行が予想されており、皆様方にも早めのワクチン接種をお勧めしてまいりましたが、12月6日現在、つくしんぼ診療所ではインフルエンザの患者様は一人も出ておりません。近隣の病院でもあまり流行は無いと伺っております。そうなると今後年明けから春先にかけての流行の危険性がありますので、ご注意下さい。現時点ではワクチンは何とか間に合っている状況ですが、年明けの追加接種が出来るほどのワクチンは確保できておりませんので、手洗い・うがいの徹底、 室内の加湿といった対策をご自身やご家庭でしっかりして頂くようお願い致します。

インフルエンザの予防投薬
インフルエンザを予防する方法としては、第一はワクチンですが、家族や同居人などに感染者が発生した場合近くで生活する人の発症を阻止する方法として抗ウイルス薬の予防投与があります。予防投与は本人ではなく、近くで生活する人が抗ウイルス薬を摂取します。一般的にオセルタミビル(商品名タミフル)を治療量の半量内服するか、イナビルを治療量と同量吸入してもらいます。ただし、あくまで予防なので医療保険は使えません。全額自費で数千円かかります。特に受験生を抱える家庭、幼児や高齢者など免疫力に乏しい人がいる家庭では予防投与を考慮してください。

インフルエンザワクチンの接種について
この大流行を受けて今からワクチンを接種したいという方が増えていますが、注射後効果発現まで2週間を要するため今シーズンの流行には間に合わないと思われます。近くの人が感染した時は予防投薬の方が現実的です。